第13回解説
それでは前回の解説をやっていきます!!
問:次の(1)、(2)においてばねの伸びをそれぞれもとめよ。((2)ではそれぞれのばねの伸びを求めよ)ただし、重力加速度はgとする。
(1)ばねで小球を天井からつったときに、小球が静止するときのばねの伸び
力を図示すると次の図のようになります。
小球が静止しているとき、物体にかかる力はつりあっているので、力のつりあいより
となります。これは簡単でしたね^^
(2)(1)にもう一つ違うばねを追加したときの、小球が静止するときのそれぞれのばねの伸び
まず、次の図のようにそれぞれのばねの伸びを文字で置いて、力を図示します。
図の矢印(①、②)のところでの力のつりあいより、
がそれぞれ成立するので、これを解いて、
となります。
どうでしたか?
(2)はいろいろ解き方がありますが、それぞれの長さを求めるならこれが一番シンプルかなと思います^^
次回はばねの持つ弾性エネルギーについてやっていきます!!