力学まとめ解答
いつも通り前回の解説をやっていきます^^
どうでしたか?
多少式は長くなるかもしれませんが、物理は複雑になっても基本的な解き方は変わらないので、その確認に使ってもらえれば幸いです^^
問:次の(1)、(2)の設問にそれぞれ答えよ。
(1)次の図のように、粗い斜面をLだけすべりおりたときの小球の速度vを求めよ。
粗い斜面なので、小球には動摩擦力が働く点に注意しましょう。動摩擦力がμ’mgcosθなので、動摩擦力がする仕事は(-μ’mgLcosθ)になります。(これがいまいち分からないという方は、第4,5、11回目の摩擦力や仕事の記事を読み返してみてください^^
力学的エネルギーと仕事の関係より
が成り立つので、これを解いて、
となります。
(2)次の図のようにばねがH/2縮んだときの小球の速度vを求めよ。
こちらは前回似たような問題を出したので、むしろやりやすかったかもしれませんね^^
(計算は多少面倒ですが^^;)
力学的エネルギー保存則より
が成立するので、これを解いて
となります。
今回は位置エネルギーの基準点を、ばねがH/2縮んだ高さにしているところに気をつけてください。
計算としては前回(14回)のほうがめんどくさかったかもしれませんねww
次回からは運動量と力積についてやっていこうと思います^^