番外編
こんにちは!進和ゼミ講師の堀内です。
今日は番外編ということで私のことを書いてみようと思います。
私は東京工業大学に入学後、個別塾や大手塾でアルバイト講師をしていました。
そこで講師の質の低さや勉強方法の下手さなど様々なところに問題意識を持ち、
塾業界を何とかしなくてはならないという思いから、同じような思いを抱いていた友人とともに進和ゼミを作りました。
勉強方法は独自に体系化し、どの塾よりも良いものであると自負しています。
実際、昨年通っていただいた生徒さんも物理数学の偏差値を20近く上げて志望校に合格させることに成功しました。
物理、数学で困っている人はぜひ、無料体験授業を受けてみてください。
宣伝のようになってしまいましたね笑
進和ゼミの夢は理数系科目で困る生徒をなくすことです。
このブログが皆さんの一助となれば幸いです。
堀内
第8回解説
今回は普通にできたという方も多いかもしれませんが、基礎の確認になれば幸いです!
問:次の図において物体の右方向の加速度を求めよ
まずは、何はともあれ上の図のように物体にかかる力を全て図示しましょう! (運動の方向が斜めの場合は初速度をx方向とy方向に成分分解して考えます)
そうしたら運動方程式を書いていきましょう。今回はx方向には力がかかっていないので、x方向は等速運動をします。y方向の運動方程式は、上向きの加速度をaとすると
となりますね。y方向は等加速度直線運動だと分かります。
まず力を図示して運動方程式を書くことが物理の基本です!!
では各設問を解いていきましょう!
ここからは等加速度直線運動の公式を使いまわすので、忘れた方は第二回をご覧ください^^
(1)最高点は上向きの速度が0になる点なので、
(2)等加速度直線運動の公式より
(3)まずは落下するまでの時間t1が必要ですね。放物運動では最高点から落下するまでの時間と、最高点に到達するまでの時間は等しいので、t1=2tとなります。したがって、x方向は等速直線運動であるから
(4)等加速度運動の公式より
いかがでしたか?
(4)は二次方程式の解の公式を使いました!答えが二つあるのに注意しましょう^^
次回からはエネルギー保存に入っていきたいと思います。
ちなみにこちらのブログでより詳細な記事を挙げているので、もっとしっかりやりたい方はこちらもどうぞ^^
進和ゼミ:http://www.shinwa-zemi.jp/about.html
第8回「斜方投射」
今回は運動方程式第3弾ということで斜方投射をやっていこうと思います!
今までは横の動きばっかりだったんで、いわゆる縦の動きをやりましょう^^
ではさっそくやっていきましょう!
問:次の図において各問に答えよ
(1)小球が最高点に到達するまでの時間tを求めよ
(2)最高点の高さHを求めよ
(3)小球が落下したときのx座標を求めよ
(4)小球がy=H/2のときの時刻t’を求めよ
定番中の定番ですね!
(4)はちょっと計算が面倒ですが、ぜひやってみてください!
ちなみにこちらのブログでより詳細な記事を挙げているので、もっとしっかりやりたい方はこちらもどうぞ^^
進和ゼミ:http://www.shinwa-zemi.jp/about.html
第7回解説
いつも通り前回の解説からいきましょう!!
問:次の図において物体の右方向の加速度を求めよ
まず前回同様、上の図のように物体にかかる力を全て図示しましょう!何度も言いますが、これが力学を解くときにまず初めにやることです!
これが書けたら運動方程式を書いていきましょう。ここで求める加速度を右向きを正としてaと置きます。(AとBは一体となっているため加速度は等しい)
Aの運動方程式:
Bの運動方程式:
よってこれを解いて、求める加速度aは
となります
いかがでしたか?
今回で重要なことは2物体以上の問題を解くときは、必ず一つ一つの物体について運動方程式を立てる(間違っても合わせた式を立ててはいけない)ということです!
これを徹底できるだけで、まわりとかなり差が付けられますよ!!
次回はよく出る斜方投射の問題を扱っていきたいと思います^^
ちなみにこちらのブログでより詳細な記事を挙げているので、もっとしっかりやりたい方はこちらもどうぞ^^
第6回解説
いつも通り前回の解説からいきましょう!!
問:次の図において、右方向を正とした運動方程式を書いて物体の右向きの加速度を求めよ
まず、垂直抗力をN、求める加速度をaとして、次の図のように物体にかかる力を全て図示しましょう!これが力学を解くときにまず最初にやることです!
これが書けたら力のつり合いの式と運動方程式を書いていきましょう。
鉛直方向のつりあいの式:
水平方向の運動方程式:
よってこれを解いて、求める加速度aは
を得ることができます。
いかがでしたか?
今回で重要なことは
・力の向きに注意する(問題文に無ければ自分で正の向きを決める)
・運動方程式を書くときはとりあえず左辺にmaと書いて、右辺をしっかり図を書いて物体にかかっている力を考える
ことです!(二つ目マジ大事!!)
次回はもう少しレベルアップした問題を扱います^^
ちなみにこちらのブログでより詳細な記事を挙げているので、もっとしっかりやりたい方はこちらもどうぞ^^
第6回「運動方程式導入」
一日空いてしまってすみません^^;
今回は力学の中でも最重要な運動方程式をやっていきま!!
ここは非常に大事なので何回かに分けて取り扱っていきたいと思います。ここでは力の図示がきちんとできないと苦労してしまうので、確認したい方は第3回目をご覧ください。
まずは、運動方程式です。
これだけ見るとめちゃくちゃ簡単に見えますね!
この式の意味については諸説あり意見が分かれるところですが、高校物理では、質量mの物体にFの力を加えると、aの加速度が生じると覚えるのが一番分かりやすいと思います!!
この式をしっかり立てられるかどうかが物理の最初の関門になりますので、頑張っていきましょう!!
まずは簡単な問題から
問:次の図において、右方向を正とした運動方程式を書いて物体の右向きの加速度を求めよ
力の見落としが無いように気をつけましょう!
解答は次回掲載します!!
ちなみにこちらのブログでより詳細な記事を挙げているので、もっとしっかりやりたい方はこちらもどうぞ^^